Ledgerって何?
Ledgerは個人や企業向けに仮想通貨のセキュリティやインフラ、ブロックチェーンアプリを開発する企業です。
Ledgerはユーザの秘密鍵をハードウェアデバイスに安全に保管できる仮想通貨ウォレットなどを提供しています。
現在、「NANO X」「NANO S PLUS」の2種類のハードウェアウォレットを購入可能です。
Ledgerでできること
5500種類以上の仮想通貨を管理
大容量メモリを搭載しており、100種類以上の銘柄を同時に購入・入出金・ステーキングができます。
NFTを安全に管理
NFTトランザクションの送信と署名の完全な透明性が実現
仮想通貨、NFT、トークンを保護
オフラインで秘密鍵を保管できるため、ハッカーの攻撃から資産を守れます。
Ledgerのレビュー
ステーキングのAPRが高め
イーサリアムのステーキングはロック無しでAPR5.6%でした。

他の取引所が提供しているロック日数なしで資産を増やす方法と比較してもかなり高水準ではないでしょうか。イーサリアムはAPRが低めなのでLedgerで保管してもいいかもしれません。
- バイナンス(ETH 2.0ステーキング):最大5.2%
- バイナンス(フレキシブルセービング):APR1.8%
- バイビット(払戻し自由):APR1.8%
あとはこのLidoというシステムは信頼できるかという話になりますが、これは実際にステーキングするときにチェックしてみます。
ラインナップは少なめ
ステーキングできる仮想通貨は以下の8つです。そのうち7つの平均的なAPRが確認でき、残り1つは不明でした。
海外取引所で提供されているステーキングの取り扱い数としてはかなり少なめです。
- テゾス(XTZ):APR3%
- トロン(TRX):APR5%
- コスモス(ATOM):APR20%
- アルゴランド(ALGO):APR5%
- ポルカドット(DOT):APR14%
- ソラーナ(SOL):APR5%
- イーサリアム(ETH):APR4%
- オスモシス(OSMO):APR?%
ビットコイン、カルダノ、ポリゴン、アバランチといった有名銘柄だけではなく、ステーブルコインも対象外なことには驚きました。
保管方法には最新の注意を
ハードウェアウォレットを使うことでハッカーの攻撃から仮想通貨を守ることができますが、手のひらサイズなので何かの拍子に捨てかねません。
ときどき仮想通貨を管理していたハードディスクを捨ててしまってゴミ山から探し出す羽目になっっている等の悲しい話題を聞きます。
ストラップとして取り付けはできるのでどこかに落とすリスクは少ないですが、とにかく気をつけなければいけません。
最後に
以上、ハードウェアウォレットを買って、仕様や使用感をチェックしてみました。
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが日本市場に参入するための登録申請を検討しているというニュースが飛び出しました。
「日本参入」は一見すると良いニュースかもしれませんが、もし実現した場合は日本人はグローバル版は使用できなくなります。
日本版の取引所は、取り扱い銘柄数・ステーキングのラインナップ等で大きく見劣りする可能性が高いため正直使いたくありません。
というわけで出金先の候補として、Ledger Nano S Plusを購入しました。イーサリアムやポルカドットなどはステーキングもできるので管理に便利かもしれません。
それでも十分ではないので他の海外取引所の情報も集めてみることにしてみます。